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学校沿革(創立の理念)

創立年月日
平成15年4月1日

統合の経緯
新飯田中学校、庄瀬中学校の生徒数の減少により、茨曽根小学校区を加えた両校の統合が検討され、平成9年2月該当市議会議員、自治会長、PTA役員等による仮称南部中学校統合促進協議会が発足し、建設場所や校舎設計についての検討が始まった。

校名については市民から公募し、選考委員会で選考した結果、「白根市立白南中学校」と決定した。白根市(新潟市)の南に位置しているという意味である。

この組織の中核として施設設備等の要求をまとめ、設計等に反映を図っていった。
また、三校(新飯田中、庄瀬中、茨曽根学区)のPTAによる白南中学校PTA準備会を平成13年4月に発足させ、PTA会則及び学校後援会等の検討を行うとともに、さらに新飯田、庄瀬、茨曽根の三地域の意見・要望のとりまとめを行った。

開校までのあゆみ
   平成7年7月   白根市立中学校施設整備審議会設置
   平成7年10月  白根市立中学校施設整備審議会が、新飯田、茨曽根、庄瀬地区を学区とする南部中学校の建設を答申
   平成12年12月 校名「白南中学校」に内定
   平成13年5月  白南中学校PTA準備会発足
   平成15年3月  新飯田中学校、庄瀬中学校閉校
   平成15年4月  白南中学校開校

創立の精神 「共学」 「共生」

三地域(新飯田・茨曽根・庄瀬)の生徒が通学する学校である。
三地域はそれぞれ歴史が古く、商業、果樹栽培、農業と中心をなす生活基盤が違い、生活様式、考え方、気質等に少しずつ違いがある。

近年の少子化現象により各々の生徒数が減少した今、新飯田中学校、白根第一中学校の一部(茨曽根地区)、庄瀬中学校が統合する白南中学校の創立を契機に、 共に教育活動を行うことを通して、この三地域が融合し、一つにまとまり、新しく白南地域としての地域づくりが推進されることを目指すこととした。

そのため、白南中学校で生徒が共(友)に学び、共に生きる(生活する)ことを教育活動の基盤とし、「共学 共生」を創立の精神とした。

校章

校名と同様に、制定委員会で13年度に3中学校の生徒に募集した。
その結果,庄瀬中学校2年生のデザインが採用され,庄瀬中教諭及び専門家が修正した。
原作者は,新飯田と茨曽根と庄瀬の3校の関係が深まるように書いたと思いを述べている。

校歌

作詞・作曲は 清水 研作 氏(新潟大学教育学部芸術環境講座教授)
平成15年9月4日に完成し,9月28日の竣工式典において校歌を披露した。

1番は「未来」がテーマである。
  一人一人が心にもっている「輝く光」を感じて,無限の翼を広げて、青空高く、その光の方向一未来に向かって進んでいって欲しい。

2番は「現在」を描いている。
  恵の緑に囲まれたS字のカーブが印象的な学舎には,今のようにいつも笑顔と笑い顔が絶えず、活気に満ちあふれていて欲しいという願望もある。

3番では「個人史」をテーマとした。
我々一人一人のルーツを尊重した上で、しっかりと歴史を踏まえ、地に足をつけて歩んで欲しいという想いが込められている。
なお,校歌の揮毫については,茨曽根在住の書家武石陽子さんにお願いし,寄贈されたものである。

校旗・スクールカラー

平成14年7月ころ,校旗の下地の色について,当時の3中学校長(新飯田中,庄瀬中,白根第一中)が協議し、次の理由から暖色系のオレンジとした。

① 白根市の南に位置する・・・暖かいイメージ
② 3校(3地域)の統合により、温かい人間関係や新しく学校を創造する。・・・繁栄のイメージ。
③ 校舎の立地条件(野原の真ん中,風が強く冬の寒さが厳しい等)・・・曖かさ

なお,この色が生徒の体育着の色にも反映している。

学校だより(With)タイトルの由来

○ With 生 徒(生 徒と共に‥・
○ With 保護者(保護者と共に・‥
○ With 地 域(地 域と共に・‥
これからの学校は、保護者や地域に開かれた学校から、さらに一歩進んで、保護者や地域と共に創る学校です。
特に「白南中学校」では『共生・共学』を理念にスタートした学校です。
そのためには、保護者や地域のみなさんに学校の教育方針、活動日標・活動内容等を積極的に情報発信することが大切と考えます。

その一つの方策が、学校だよりの発行です。

教育活動の実践、達成状況を紙面を通して知っていただき、学校理解を深める助けになればと願っています。
そして、この情報発信を学校からの 一方通行にしないよう、保護者や地域のみなさんの御意見、御要望をお知らせいただきたいと思っています。
学校だよりを有効活用し、みなさんの学校として、共に「白南中学校」を創っていきたいと思います。

校舎の特徴(S字カーブの廊下)

学区を構成する3地区の素晴らしい共通点は,生活共同体がしっかり残っていることであり,学校に対して協力を惜しまないことである。
その素晴らしい共通点を将来未来に受け継ぐ意味で,象徴として「S」という文字を造形的に表現した。
Synthesis (統合)
South(南)
Shirone(白根)
という意味の「S」である。
人間が,本来人間らしく生きるには,より自然の形・材料に囲まれることが 望ましく,校舎の外観デザインに緩やかな曲線を使用することで,少しでも子どもたちが来たいと思う,優しさのある建物にした。
なお,この曲射も半径 250m前後の弧となっている。

しろね南会

白南中学校の創設の伴い、3小学校から白南中学校へ進学することになり、情報交換の種の組織として生まれた。
【会の目的】
白南中学校の開校により、旧白根市南部地区の3小学校の卒業生は白南へ進学することになった。白南においては運営やPTA活動などの点で、庄瀬・茨曽根・新飯田の3地区の交流が行われている。
この会は、3地域の小・中学校の情報交換とPTA役員・地域教育コーディネーター・職員の親睦を図り、子どもたちの学校生活をよりよいものとするとともに、地域の発展を祈願する。
となっている。現在、情報交換としてはここに、コミュニティー協議会会長や自治協議会会長・セーフティスタッフなど地域の皆様からも参加いただき、幅広く情報交換を行っている。


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